神ってる女

神ってる女の日常。

初めての湊かなえ作品

最近読んでいる小説は、湊かなえ先生の作品です。まだひとつの作品しか読んでませんが・・、それはデビュー作の『告白』です。

 

松たか子さんが主演で映画化されました。その映画のCMが印象的で覚えていたのですが、原作を読むのはだいぶ後になってしまいました。

 

先に湊先生の作品を読んでいた友達が怖いとかその他いろいろ言っていたので、興味はありつつも避けてしまい、読まないまま何年かたってしまいました。

 

この『告白』は、小さいわが子を殺された女性教師が、犯人である生徒たちに復讐をするという話なのですが、その復讐がメインというより、復讐をきっかけにいろんなことが連鎖して、さらに悪い状態になるという感じの話です。

 

あまりくわしく書いてしまうと、小説を読む意味がなくなってしまうので説明はここまでにします。私の感想は、こんなに負の連鎖が続くなんて現実にはありえないと思いつつ、連鎖をひきおこすひとつひとつは現実にもあることだと思います。

 

たまにニュースで子供たちが起こす恐ろしい事件が報道されますし、ありえないといいつつ否定しきれません。身近でこんなことが起きたらどうしようと考えてしまいます。

 

『告白』を読み終えた後の読書は、しばらく湊先生の作品からは離れようと思います。はまってしまうのも怖い世界ですから(汗)イヤミスは当分いいです。

 

でもこれで友達との共通の話題が増えたので、今度会ったときに湊先生の小説の話をしてみようと思います。